Fireworksのココが凄い!Fireworksをまだ使い続ける理由

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Fireworksの開発終了で、illustrator、Photoshopへ移行する人が増えています

私はWEBデザインを作成する時は、ほぼFireworks(ファイヤワークス)を愛用しています。
開発を行わないことを発表してから、illustrator、Photoshopに移行している人が急増しているようです。(2019年時点)
今もFireworksを使用している人はどれくらいいるのか気になるところです。

私が使用しているFireworksはバージョンは最終のCS6です。
CS5は、やたらとソフトが「落ちる」事があったため、イライラすることもありましたが、CS6になってまさに完成形という感じだと思います。

私的には、一旦完成と思っているので、Fireworksを使えなくなるまでは使用し続けるつもりです。
ちなみに私はメインではWindowsユーザーですが、Macの最新OSでは既にFireworksが使えなくなったそうです。

Adobe的には、どれを推し進めているのか?

AdobeがWEBデザインツールとして大々的に進めていたPhotoshopですが、今は「Adobe XD」というソフトを推すようになっていたりと、結局Fireworksが使えなくなった時の状況で別のソフトの検討したらいいんじゃないかと思っています。

ただ、Adobe XDは注目のソフトで今後が気になるところです。
Fireworksを避けるとすれば、今後はAdobe XD + Photoshopが主流になると思います。
Adobe XDにHTML書き出し機能が備われば、間違いなく主流ソフトになると思います。

Fireworksのここが凄い!

直観的操作&高速作業

これが一番大事な点ですが、とにかく作業速度が高速です。
次に詳しく書きますが、WEBサイトのグラフィック部分においては、ベクター・写真加工ができるオールインワンソフトです。

作業のステップが、とにかく少なく、作業時間はとにかく短縮されます。

直感的な操作は特に凄いです。
本格的な、画像編集ソフトを使用したのはFireworksが初めてだったんですが、
それでも、書籍も買わずどんどん使い方を吸収することができました。
大げさかもしれませんが、WEBサイトの画像の作り方は、Fireworksに学んだとも思っています。

また、ソフトとしてもIllustrator、Photoshopに比べて、動作が軽いです。

オールインワン

ベクター(パス)、写真の加工(ラスター)、パブリッシュ(画像書き出し&HTML書き出し)、基本的に1つのソフトで、画像関連の作業は完了します。
私は一つのWEBサイトを制作するときに、IllustratorやPhotoshopを使うことはほとんどありません。

テキストや矩形は、再加工ができるベクトルデータで作成され、写真加工などは、当然ラスター加工になります。
自動的に切り替わるため、ベクター ⇔ ラスターの切り替えの概念もありません。

もちろんパスでのクリッピングマスク、パスを選択範囲に変更して、切り抜きということもできます。

ラフ案制作に最適

クライアントへのデザイン見せのための画像レベルでのラフ案制作に向いています。
デメリットは、高さが、6000pxまでしか設定できないので、それ以上を作る場合は、2ページ目に作成する必要があります。

ベクターツール

ペンツール(パスツール)は非常に使いやすいです。
イラストレーターほど、高機能ではないですが、簡単なパスで作れる簡単なオブジェクトならサクサク作れます。

写真加工・ラスター

AI機能はないため、Photoshopに比べるとやはり劣りますが、技術さえあれば、結構複雑な加工も可能です。
写真補正(トーンカーブ・コントラスト・彩度etc.)、
写真切り抜き、自動選択ツール、スタンプツール etc.

ベクター(パス)の作成、写真の加工、画像の書き出し、HTMLの書き出しができるため、基本的に1つのソフトで、画像関連の作業は完了します。

パブリッシュ(書き出し)

Fireworksのスライス機能は、本当に便利で高速です。
スライスを作成したら、右クリックで書き出しで保存先を決めて書き出すだけです。

加えて、書き出す際の、ファイル名もスライスに簡単に指定でき、書き出し先も一度パブリッシュ設定を行えば、(ファイル単位で)記憶してくれます。
スライスに画像の種類を設定しておく可能です(jpg、png、gif)

また、Illustratorなら、スライスツールを選択して、ドラッグしてスライスを作成するという方法になりますが、
Fireworksなら上記に加え、スライスを作成したいオブジェクトを選択して、右クリック>スライスの作成でオブジェクトにぴったりあった、スライスが作成できます。
(今は、書き出しは、Illustratorはアセットという機能が主流になっているみたいです。)

今はもっと便利なソフトがあると思いますが、GIFアニメの書き出しも可能です。

HTML&CSSの書き出しは、やはりアップデートがないため、古いでしょう。

また、使用頻度が高くなってきた、SVGの書き出しには対応していません。

互換性

PSDファイルも開けるし、eps、Aiも開けます。(逆は無理です。)
AIファイル(ver8)のみの変換は可能です。
また、Fireworks 同士のバージョン互換も優れています。

保存形式が、PNGファイルなので、画像ビューワーで閲覧ができます。
(正式には、Fireworks PNG)

最後に

最近は、グラフィカルなWEBサイトも減り、シンプルなサイトが主流になってきています。
(コーディングのほうは、どんどん複雑になっているが。)
ですので、なおさら、Fireworksのような、簡単にパッと起動してパッと画像が書き出せちゃうソフトが便利になっています。

ということで、「Fireworksが動かない」「他にもっと使いやすいソフトが出てこない」限りは使っていきたいなと思っています。

Fireworksというソフトを開発した、マクロメディアという会社、本当にすごいです。旧開発者が、もっとすごいソフトを開発してくれたりなんてないですかね。

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