iOSアプリをリリースするために、Macを購入することになりました。
といっても、購入したのはこの記事を書く6年くらい前になります。
せっかくMacを購入するならと、WEB制作業務など仕事全般をMacに移行する試みをしました。
それまでは、ほぼWindowsしか使ったことが無く、Macを購入するまでの歴は、15年ほどになります。
結論から言うと、僕にはMacは全く合いませんでした。
(Macが合わなかったというよりは、使いこなせなかったという感もあります)
操作性が合っていない&カスタマイズしにくい
操作性が合っていない
これが、Macが合わなかった一番の理由になります。
使い方や性格的にということもあると思いますが、MacはWindowsに比べて、直感的な操作感ではない部分が多い気がします。
まず、Finder、Windowsでいうフォルダ(エクスプローラー)についてになりますが、Windowsでの慣れのせいかもしれませんが、アイコンが分かりにくいと思いました。
また、Finderにはデフォルトではアドレスバーがないため、フォルダの移動がしにくく、参照しているフォルダが分かりにくいです。
操作中のソフトの設定などのツールバーが、画面最上部にあるため独立している感じがします。
ドロップ&ドラッグを多用する操作には向いていない
ソフト上から、ドロップ&ドラッグでFinderに移動するなどの操作ができる場合が少ないようです。
ドロップ&ドラッグを多用する僕には使いにくく感じました。
僕は、ソフトを行ったりきたりするのですが、Macはその動作に向いていない気がします。
動作がぬるっとしている。
滑らかな印象で優雅ですが、悪く言えばゆっくりもっさりと感じてしまい、せっかちな僕にとっては、少しイライラしてしまいます。
(Macの動作は、アニメーションのOFFなどができますので、大きな問題ではないですが。)
操作性をカスタマイズしにくい、フリーソフトが少ない
Windowsなら、「こういうことをしたい」という時、フリーソフトなどを導入して、手軽にカスタマイズできる可能できる可能性が高いです。
設定すれば何とかなりそうですが、自分の好きな環境にするには、少し手間がかかりそうです。また、システムを変えるようなソフトがインストールしにくいので、追加するソフトの選択肢が少ない上に、無料のものもWindowsに比べて格段にすくないので、手軽にカスタマイズするのはWidowsに比べて難しいと思いました。
逆に直感的で親切な設計な部分もあります。
例えば環境設定で検索窓に、wifiと入れると、「ここで設定できますよ」的な感じで、スポットがあたり、そこから設定できるのが分かります。
ただWindowsより分かりやすいかというとそうではないと思います。
Macは初心者向けではない
Macユーザーのイメージは、もっとカジュアルなイメージだったのですが、意外なことに、プログラマーやシステム管理者などが愛用している場合が多いようにも思います。
また、Macはコマンド操作を使いこなして、価値があるような気もします。
僕みたいにマウスで、ガチャガチャ操作するようなタイプのユーザーには向いていない気がします。
Windowsも必要な場合がある
仕事で使うなら、Windowsも併用して使う必要が多いと思います。
オフィス系のソフトは、エクセルワードが中心となるため、ファイルを共有する場合は、互換性を気にしないといけません。仕事で使うなら、補助として、Windowsマシンも併用する必要があるのではと思います。
僕の場合は、PCが複数使用すること自体が苦痛なので、操作性・環境が違う、Windows、Macをどちらも併用するのは難しいと感じました。
蛇足ですが、PCは、複数使用していますが、ほぼ同じ環境のフォルダ・ファイル構成で使用しています。
アップデートが厳しい
Macは新OSのアップデートが時々ありますが、それがとても長いです。
使用しているアプリがつかなくなったりすので、アップデートは必須だったりするので、億劫になりがちです。
適応能力に優れている人は向いている?
ツールを自分の好きなようにカスタマイズする人と、ツールに合わせて自分の能力を合わせていく人がいると思います。
僕の場合は、前者で、後者の方は尊敬します。
そういった人には、向いているのではと思います。
余談になりますが、前者の方が自分の好きなようにカスタマイズすることで、仕事が早くなると考える人が多いと思いますが、あれやこれやしているうちに、後者の方が順応し仕事をこなしてしまい、結果仕事も早いのでは?と思っている今日この頃です。
Macの性能はスゴイ
いろいろ否定していますが、誤解をしないでいただきたのは、僕自身がMacを使えこなせていないというだけです。
またハードウェアとしてのMacもスゴイと思っています。
性能に対する価格も安いのではと思っています。
トラックパッドは、他メーカーの緊急用のマウス感はなく、十分トラックパッドだけで、仕事ができてしまうレベルです。
キーボードの打ち易さも優れいています。
いまは、主流になっている、「アイソレーションキーボード」ですが、Macは早い段階で採用していました。
2013年でMac Book Proを買ったのですが、その時点で既に、外部出力が2540×1440pxの解像度に対応していました。
Boot campでWindowsも入れられるので、Windows派も、MacをPCとして選ぶのもありかと思います。
また、普通にサンダーボルトが付いていて、今考えるとすごいですね。
充電コードのプラグが磁石式で、片手で簡単に接続できたりと、ハード面の使いやすさは、非常に優れいています。
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