※Macを購入したのはこの記事を書く5年くらい前の話になります。
Apple製品との出会い
僕が初めてアップル製品を手にしたのが、「iPod touch(3世代)」でした。
(iPhone3の電話機能なしのような端末)
これが衝撃で、Appleはなんて素晴らしい端末を作るんだって思ってました。
とにかく直観的で、使いやすく、感動した記憶があります。
iPhoneがこれだけ使いやすいんだから、Macもきっと直観的で使いやすいんだろうと思っており、いつかは、Macを導入することを考えていました。
Macを導入するきっかけ
iOSアプリをリリースするために、Macを購入することになりました。
せっかくMacを購入するならと、WEB制作業務などの仕事全般がMacに移行できるか試してみることになりました。
それまでは、ほぼWindowsしか使ったことが無く、Macを購入するまでの歴は、当時で15年ほどになります。
Macを使ってみてどうだったか?
結論から言うと、僕にはMacは合いませんでした。
(Macが合わなかったというよりは、使いこなせなかったという感もあります)
Mac合わなかった理由
操作性が合わなかった
「操作性が合わなかった」
これが、Macが合わなかった一番の理由になります。
MacはWindowsに比べて、直感的な操作感ではない部分が多い気がします。
もちろん、人によって「直観的に操作しやすい」という基準は変わってくると思いますが、僕には直観的な操作でいえばWindowsのほうが上に思いました。
まず、Finder、Windowsでいうフォルダ(エクスプローラー)は、アイコンが分かりにくく思います。
なじみがないからかもしれませんが、アイコンの意味合いがいまいち分かりません。
また、Finderにはデフォルトではアドレスバーがないため、フォルダの移動がしにくく、参照しているフォルダが分かりにくいです。
そして、操作中のソフトの設定などのツールバーが、画面最上部に独立して配置されているのも分かりにくく感じます。
ドラッグ&ドロップを多用する操作には向いていない
ソフト上から、ドラッグ&ドロップでFinderに移動するなどの操作ができる場合が少なく感じます。
ドラッグ&ドロップを多用する僕には使いにくく感じました。
僕は、ソフトを行ったりきたりするのですが、Macはその動作に向いていない気がします。
動作がぬるっとしている。
滑らかな印象で優雅ですが、悪く言えばゆっくりもっさりと感じてしまい、せっかちな僕にとっては、少しイライラしてしまいます。
(Macの動作は、アニメーションのOFFなどができますので、大きな問題ではないですが。)
操作性をカスタマイズしにくい&フリーソフトが少ない
Windowsなら、「こういうことをしたい」という時、フリーソフトなどを導入して、手軽にカスタマイズできる可能できる可能性が高いです。
設定すれば何とかなりそうですが、自分の好きな環境にするには、少し手間がかかりそうです。また、システムを変えるようなソフトがインストールしにくいので、追加するソフトの選択肢が少ない上に、無料のものもWindowsに比べて格段にすくないので、手軽にカスタマイズするのはWidowsに比べて難しいと思いました。
逆に直感的で親切な設計な部分もあります。
例えば環境設定で検索窓に、wifiと入れると、「ここで設定できますよ」的な感じで、スポットがあたり、そこから設定できるのが分かります。
ただWindowsより分かりやすいかというとそうではないと思います。
Macは初心者向けではない
Macユーザーのイメージは、もっとカジュアルなイメージだったのですが、意外なことに、プログラマーやシステム管理者などが愛用している場合が多いようにも思います。
また、Macはコマンド操作を使いこなして、価値があるような気もします。
僕みたいにマウスで、ガチャガチャ操作するようなタイプのユーザーには向いていない気がします。
Windowsも必要な場合がある
仕事で使うなら、Windowsも併用して使う必要が多いと思います。
オフィス系のソフトは、エクセルワードが中心となるため、ファイルを共有する場合は、互換性を気にしないといけません。仕事で使うなら、補助として、Windowsマシンも併用する必要があるのではと思います。
僕の場合は、PCが複数使用すること自体が苦痛なので、操作性・環境が違う、Windows、Macをどちらも併用するのは難しいと感じました。
蛇足ですが、PCは、複数使用していますが、ほぼ同じ環境のフォルダ・ファイル構成で使用しています。
アップデートが厳しい
Macは新OSのアップデートが時々ありますが、それがとても長いです。
使用しているアプリがつかなくなったりすので、アップデートは必須だったりするので、億劫になりがちです。
適応能力に優れている人は向いている?
性格的な問題になると思うのですが、PC関係の仕事をしているとよく思うのが、ツールを自分の好きなようにカスタマイズしたい人と、ツールに合わせて自分の能力を合わせていく人がいると思います。
僕の場合は、前者で、後者の方は尊敬します。
そういった人には、向いているのではと思います。
余談になりますが、前者の方が自分の好きなようにカスタマイズすることで、仕事が早くなると考える人が多いと思いますが、あれやこれやしているうちに、後者の方が順応し仕事をこなしてしまい、結果仕事も早いのでは?と思っている今日この頃です。
Macの性能はスゴイ
いろいろ否定していますが、誤解をしないでいただきたのは、僕自身がMacを使えこなせていないというだけです。
ハードウェアとしてのMacはスゴイです。
性能に対する価格も安いのではと思っています。
トラックパッドは、他メーカーの緊急用のマウス感はなく、十分トラックパッドだけで、仕事ができてしまうレベルです。
キーボードの打ち易さも優れいています。
いまは、主流になっている、「アイソレーションキーボード」ですが、Macは早い段階で採用していました。
2013年でMac Book Proを買ったのですが、その時点で既に、外部出力が2540×1440pxの解像度に対応していました。
Boot campでWindowsも入れられるので、Windows派も、MacをPCとして選ぶのもありかと思います。
また、普通にサンダーボルトが付いていて、今考えるとすごいですね。
充電コードのプラグが磁石式で、片手で簡単に接続できたりと、ハード面の使いやすさは、非常に優れいています。
Apple製品は大好き
Macは合わなかったですが、iPhone、iPadは仕事でもフル活用しています。
イラスト制作業務は、楽過ぎて、リリース作業以外は、ほぼ、iPad上でするようになりました。
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